各シーズン独立したホラードラマのシリーズ
ホラーというよりエログロ
本日ご紹介するのは、先日ご紹介したミュージカル・コメディ『glee』を手掛けたクリエイターの送る、文字通りホラー・ストーリーのドラマです。
先のドラマをイメージして観てしまったので、さわやかさのかけらもないのに当初ドン引きしてしまいました。国名を冠してやるな、なかなかのエログロっぷりです。
どのシーズンから見始めてもOK
現在12シーズン公開されており、内容は基本的にシーズンごとに独立。同じ俳優さんが何度も登場しますがシーズンごとにまったく別人の役柄です。
ただしシーズン8に「人気シリーズ1と3の続き」が盛り込まれていたり、他のシーズン間でもちょいちょいクロスオーバーあったりはしますが。
時代背景含め物語の舞台は様々ですが、根底の雰囲気は類似。1シーズンでも見終えた方は(そして無理!と思わなかった方は)、ほかのシーズンにもすぐ入りこめると思います。
ちなみに最終的には13シーズン製作予定のようですので、お好きな方は存分にお楽しください。
私の推しはシーズン1
私個人は、惰性も入りながら新シーズンが出るたびにし視聴していたのですが。
シーズン8の中頃あたりで、なんとなくこのテイストが食傷気味になりドロップアウトしました。
しかしシーズン1「呪いの館」はなかなかの傑作!と自信をもっておすすめしたいシリーズです。
個人的に一番好きなのは、シーズン3『魔女団』なのですが。物語の完成度が高く勢いがあるという点でも、とりあえず見るなら断然「呪いの館」。
先にお伝えしましたように、実際この2つは視聴者人気シリーズです。まずは1を視聴されて、面白かった方は3も続けてご視聴ください。シーズン5『ホテル』も、まさかのレディ・ガガ主演で見ごたえ抜群。まあ正直見てよかった!のはこの3つくらいかな。
新たな街で心機一転!の家族に不穏な影が
物語の主軸となるのは、ボストンからロサンゼルスに引っ越してきたハーモン一家。
妻ヴィヴィアンは死産を経験したうえ、精神科医の夫ベンの不倫が発覚したという過去があります。そんな出来事から立ち直るために、二人は娘ヴァイオレットと共に新天地に移ってきたところでした。
新しい家には怪しい家政婦が
彼らの住むことになった新居には、以前の住人の下で働いていた家政婦の老女がいました。
ところが彼女モイラは、男性の目には「若くセクシーな女性」に映ります。
ベテラン家政婦にしか見えない彼女をヴィヴィアンは気に入りますが、ベンは彼女の色香に惑い動揺します。そして、こんな女性が近くにいることを容認する妻に「試されている」と感じ抵抗するのです。
そんな彼の姿は、哀れでもあり滑稽。しかし女性目線でいえば、単純にゲス野郎でもあります。
隣人たちも要注意人物
さらに引っ越し直後にやたらと接触してくる隣人たちも、どこか様子がおかしい人ばかりです。
そんな中、ベンのもとに患者として訪れる少年テイトは、自傷癖のあるヴァイオレットと意気投合。嫌な予感しかしません。
実は有名な幽霊屋敷
怪奇現象は当然のことだった
モイラの見え方以外にも、次々と不可思議な現象が起こり始めます。
実はハーモン一家が移り住んだこの家は、「呪われた館」として観光ツアーバスもやってくる名所でした。実際に過去何十人もの人々が殺されており、そのすべてが幽霊としてこの家に住み着いていることが判明するのです。
このへんの設定や幽霊の様子は、映画『シックス・センス』や『アザーズ』の世界観に少し近いでしょうか。
この家で死んだ人々が悪意ある幽霊に!
まあ一口で「幽霊」と言ってしまうとそれまでですが。
はじめ家族には「生きている人間」と「幽霊」の区別がつきません。
この家で死んだ者は幽霊となってこの家に閉じ込められており、逆に言えばこの家の中で永遠に生き続けているような状態です。
屋敷内の幽霊は、なんと家の中で実体を持ち、物理的に生者に危害を加えることもできます。
しかも邪悪な幽霊が多い。そのため、この家に来た人間を暴行どころ殺害(被害者は幽霊となりそのまま幽閉)、生きている人間をレイプすることすらあります。カオスです。
そんな幽霊たちは年に一度、ハロウィンの日には外を自由に出歩くこともできます。その日に彼らは様々な思惑で行動し、彼らの事情や背景が判明します。
登場人物が複雑ながら、その伏線回収は必見
とにかく最初は人間関係が入り乱れ、訳が分からない現象や騒動に翻弄されますが。最終的にそれらはすべて伏線となっており、見事に回収されていきます。なかなか手の込んだミステリーとしてうならせる展開です。
ホラーはもちろんミステリー好きな海外ドラマファンなら、まずこのシーズン1は必見です。それでおなかいっぱい、の方も「見なければよかった」ということはないはずです。
そうしてお気に召した方は、どんどん突き進んじゃってください!



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